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東大合格者数No1.。目標に近づくためにZ会で実力upを。

Fクラスとともに御三家の夢も消える [市進]

メイはどうしても、中学受験勉強にコミットできないところがありました。塾のない火曜と木曜は、夕飯まで二時間くらいは勉強できたはずです。しかし、この時間を勉強にあてることは稀で、いつも勉強の始動は夕食後でした。

朝の勉強もできません。中学受験生の模範スケジュールを見ると必ず毎朝勉強時間が確保されています。しかし、メイにはその時間に毎朝おはスタを見ていました。

Fクラスで優秀な子供たちと机を並べるには、メイには足りないものがいくつもあったのです。

Fクラス在籍のボーダーラインは偏差値65です。サピックスほど厳密には適用されませんが、このプレシャーは大きかったようです。しかし、Fクラスの宿題をこなすので精一杯だったメイは、市進の通常カリキュラムを勉強して試験に備える時間がありません。11時過ぎまで宿題をしても終わらないこともたびたびありました。

おそらく、プレッシャーと寝不足から、メイは塾の授業中に体調不良を起こします。気分が悪くなって、トイレでもどしたようでした。先生に介抱されたメイを迎えにいくと、泣いていたのでしょう、目がはれていました。ほかのクラスメートができて、自分だけできない問題があって悔しかったというのです。

そんなに悔しいのであれば、もっと勉強すればよいのにとも思いましたが、もう勉強は充分やっていました。Fクラスでは不十分かもしれませんが、決して遊んでいたわけではありません。

Fクラスの先生から、夏休みの勉強は今以上に厳しくなると聞きいていましたので、この辺が限界だろうと判断してFクラスを辞退しました。そして同時に、メイの御三家クラスへの進学の可能性もきえたのです。




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