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メイは国語の選択問題が不得意 [国語]

メイは国語が不得意でした。その中でも特に、文章の内容を問う四択、五択の選択問題が不得意でした。

四択、五択の選択肢は大体、全く見当はずれの選択肢、引っ掛けのある選択肢、そして正解、の構成です。メイはこの出題者の引っ掛けに、かなりの確率で引っかかってしまうのでした。全く見当はずれの選択肢はさすがに選ばない。しかし、出題者の罠にはまる確率は五割以上。難しい問題だと全滅。

この弱点に僕が気づいたの模擬試験が本格化してからです。5年のときは、選択問題が特に弱いようには見えませんでした。6年になっても、夏まではFクラスで筆記中心でしたので、このウイークポイントに気が付きませんでした。

受験生の多い模擬試験はどうしても採点が簡単な選択問題が中心になります。メイは模擬試験の選択問題で間違いを繰り返し、国語でよい点を取れませんでした。それでやっと僕も気が付いたのでした。

選択問題は、内容に合うものを選ぶのではなく、内容に合わないものを除いていく消去法が正しい解答法です。しかし、メイは消去法でなく、正解を選ぶ解き方をしていました。文章が簡単なうちはそれでも大丈夫でしたが、文章が難しくなってくるとそれだけでは正解をを絞りきれないのです。

問題によっては正解できるので、メイの解き方を全面的には否定できません。全く逆のアプローチで無理やり解かせると、メイが混乱してしまう危険性もありました。国語は不得意だったので、それは避けなければなりません。ですから、答えに迷ったときは消去法で解くように教えるだけにとどめました。大きな改善は望めませんでしたが、六年の秋になってからではこれが精一杯でした。

国語は最も追い込みがきかない科目です。頻繁に間違うパターンの問題があったら、なるべく早く正しいアプローチで問題を解いているか確認して、悪い癖があれば早く直させましょう。6年の秋になってからでは遅すぎると思います。実際、メイは選択問題の正しい解き方を十分に理解しないまま受験に臨まざるを得ませんでした。僕がその弱点に気付くのが遅すぎたのです。




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