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東大合格者数No1.。目標に近づくためにZ会で実力upを。

試験初日、結果を見せずに寝かせる。 [試験が始まる]

昨日の夕食に妻が「一年前、何を食べたかしら」と言うのです。昨日の献立だってろくに覚えていない僕がわかる筈はありません。

でも一年前、夕食のメニューは妻には重要なことだったのです。おそらく何か消化によいもの、頭の動きの助けになるものが夕食には並んだのでしょう。僕は気がつかなかったけれど、妻は食事にまで気を配っていてくれたのです。

メイの中学受験は、家族全員が真剣に取り組んだ我が家の大プロジェクトでした。

そのプロジェクトの成果が問われる入学試験の初日、その合否はインターネットで即日発表でした。しかし、僕と妻は、翌日も試験があるメイを結果発表の前に寝かせることにしていました。

まず、十分な睡眠時間をとらせなければいけません。試験当日で最も大切なことは体調です。必要な睡眠時間を考えると、就寝は合否の発表の前でなければなりません。

それに、もし不合格だったら翌日の試験への悪影響は必至でした。人生初の不合格を、小学校6年生が一晩で乗り切れるわけがない。メイの性格を考えると、かなり落ち込むことは明らかでした。

二日目の学校は第三志望校で、ぼくはメイの合格は固いと判断していました。だからこそ、万全の状態で試験を受けさせないと取り返しのつかないことになります。

そのリスクを考えて、僕達も結果を見ないということにして、メイを早く寝かせました。結果は翌日に学校に掲示されることになっていましたから、二日めの試験終了後に一緒に発表を見に行くということでメイを納得させたのです。

不合格だった場合、翌朝も僕と妻は結果を知らないことにして、メイを試験に送り出さなければなりません。メイは九時過ぎに就寝しました。妻も同じ時間に布団に入りました。一年前、メイはまだ妻と布団を並べて寝ていたので、話しのつじつまを合わせるために妻も早く寝たのです。

試験の初日の夜、僕は一人居間でテレビを見ながら合格発表の時間を待っていたのです。




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