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亡国の中学受験、を読んで。 [受験に役立つもの・本]

一人息子のメイはもう中学二年生です。いまさら中学受験関係の本を読んでも、とも思いますが中学受験関係の記事を新聞で見つければ必ず読んでしまうし、関係本もたまに読んでしまいます。

公教育の横並びからはずれて、全体から見れば少数派となる選択をしてしまった以上、その判断に対して僕は責任を持たなければいけない。中学受験という選択と、最終的な進学先の選択に対して、僕は最良の判断をしたという自信はあります。しかし、それがメイに最良の中学高校生活と結果をもたらすかはまだわからないのです。ですから、自分の判断の確認のために中学受験関係の記事や本をいまでも読んでしまうのです。

「亡国の中学受験」はタイトルに惹かれてし読みました。新書はタイトルが勝負です。、しかし、この本のタイトルは失敗じゃやないかな。内容とあまり関係がない。

亡国といえば、これはもう日本の公教育システムそのものです。私立中学を含む受験産業自体の批判はともかく、公教育を肯定しての中学受験批判には無理があります。この部分で無理をしているので、中学受験批判も迫力に欠けますね。

最近の公立中高一貫や都立高校の復活はの、私立中高一貫校の成功があってこそです。私立への対抗策が功を奏したに過ぎません。公教育だけでは何もできない現実は何も変わっていない。

しかし、後半で述べている偏差値40前後の学校についての記述は参考になる部分も多いと思います。

この本以外に、このカテゴリーに該当する学校について詳しく述べているものを見たことがありません。私立中学であればどの学校も公立よりは優れていると思いがちですが、現実は必ずしもそうではないことをこの本は明らかにしてくれています。

小学校6年の段階で偏差値が低い場合、あえて偏差値的に低い学校に入れてしまうことが本当に良い選択であるのか、この本は一つの考え方をして示してくれています。この部分に焦点を当てまとめれば、もっと良い本になったと思います。

亡国の中学受験 (光文社新書)





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