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過去問との相性は信じてよいと思う。 [中学受験対策]

中学受験ブログで、過去問についての記事を見かけました。

過去問との相性よりも、模試の合格確率を信じるべきであるという記事に対する反論でした。

僕もこの記事の内容には賛成です。過去問の出来は信じてよい思います。

合格確率は、統計のマクロ的な見地から作られたものです。全体の動向は、ほぼ間違いなく、統計の確率の中に納まるでしょう。

模擬試験を主催している塾はマクロ的な視点で受験に臨めます。ですから、その合格確率は信じるに足るでしょう。第一、それを否定してしまったら、模擬試験は成り立ちません。

しかし、受験生サイドにとっては、確率は確率に過ぎません。合格確率が80%でも、50%でも、それはマクロ的に見た場合であって、自分の子供にとっては目安でしかありません。受験生には、合格という事実だけ必要なのです。

2回ほど前の記事に書きましたが、入学者の中心は、合格確率50%の子供たちなのです。統計的に半分の受験生が不合格になる層です。その層が、入学者の中心なのです。

その層で、合格と不合格を分かつものは何でしょうかか?その日の運でしょうか?

運もあるでしょう。しかし、多くの場合は、その受験校の問題との相性であるはずです。運にしても、それは相性の一部です。

つまり、運が良い子供も含めて、受験校の問題と相性がよい合格確率50%の子供達が、その学校で学ぶことになるのです。

合格確率が何%であっても、受験することを決めたのならば、その合格確率を上げるには試験問題との相性を良くする対策、つまり、過去問対策が最も有効なはずです。

僕は、息子を入学させたい学校の過去問集を、12月になってから新たに一冊追加で購入しました。僕が持ち歩くためです。僕はその過去問を何回も読み直して、その学校の傾向を探りました。そして、直前まで息子にアドバイスしました。

その成果はあった、と思っています。




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クラプトン

こんにちは。
中高一貫校に通う中2の息子を持つ父親です。
過去の記事も読ませて頂きましたが、「なるほど」と思うものばかりでした。
自分の持ち偏差値に加えて、志望順位やその学校の対策をどれだけやったかも合否にかなり影響すると思います。実際に我が家でもそうでした。

あと、共学をお勧めとの事、よく分かります。
うちの場合は本人が選んだ志望校が全て男子校で、その一つに通っていますが、オタク系まっしぐらです。立地が田舎でもあり、下手すると女子とほとんど話したことがなないまま大学入学しそうで、ちょっと心配です。

またこれからも楽しみにしています。
by クラプトン (2010-12-05 18:13) 

ベガ

中学受験間近の息子を持つ母です。
とても力強く、励みになる記事をありがとうございます。
近年の平均よりもかなり遅ればせながら、これから過去問演習を本格的にやります。何度もお父様もよんで検討されたとのこと、私も親として、見習って頑張りたいです。(塾にいっていないので、私にすべてかかっていますし。。。)
by ベガ (2010-12-06 10:57) 

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