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合格時の偏差値ギャップの入学後の影響 [中学校の選択]

息子のメイの中学3年の最初の中間試験が終わりました。今回の成績はどうでしょうか。メイの成績はいまだに入学時の序列のままです。中の中。そこから抜け出せません。せめて中の上くらいにはなってほしいと願っているのですが、なかなか期待したように成績は伸びません。

成績上位の生徒やその保護者の方たちは心配事が少なくてよいだろうと思っていましたが、それはそれで悩みはあるようです。

中堅クラスの学校でトップクラスの成績を収めてしまうと、進学時に不合格になってしまった上位校、難関校への憧れを断ちがたいようです。メイによると、成績がトップクラスの同級生は、開成高校への進学希望を公言しています。

トップクラスの生徒は、入学時から成績がよい子供達ばかりです。もともと偏差値が高く、難関校へ進学してもおかしくはなかった生徒達です。中学に進学して成績が伸び悩めばともかく、難なく一貫校の学習についていけるのですから、受験失敗への悔いが募ってしまうのかもしれません。

別の学校に進学する場合は、通常は高校受験に失敗したら元の学校には戻れません。受験に成功しても、それがプラスになるとも限りません。高校受験がないのが中高一貫校のメリットなのに、そのメリットも捨てなくてはなりません。それでも、より多くの秀才が集まる憧れの学校にチャレンジするか。成績が良くても、また悩みの種になるのですね。

一方で、その逆のケースもあります。進学した学校について行けなくて、別の高校に進学するケースもあるのです。メイの学校でも、そういったことを考えている同級生もいるようです。

僕が知る具体的な例は、東京の中高一貫校に進学した妻の友人の息子さんのケースです。受験時の偏差値は50前後でしたが、運良く偏差値が60を超える上位中学に進学できたのです。しかし、その後成績が振るわず、高校は別の学校にしたそうです。将来的にこの経験がプラスになることは十分考えられますが、受験時の幸運は、少なくとも高校進学に時点では、マイナスに作用してしまいました。

中高一貫校のカリキュラムは、中学受験で得た知識が前提になっています。ですから、進学先の学校の偏差値と子供の偏差値が大きく開いている場合には、どちらの側に大きく離れているにしても、進学後にそれが原因で悩みを持つことになることもあるのです。

中高一貫校は、中から、中の上くらいのレベルで進学するのが一番良いような気がします。そして、進学後に、成績を上位レベルに上げることが出来れば、常に学内にライバルを見つけられるし、学校からのサポートも大きいし、理想的だと思います。

メイの場合も上位クラスに入れればよいのですが、それを期待して、もう2年以上が経過してしまいました。




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