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現実となった公立中学進学のリスク。 [中学受験とは何か]

息子のメイは中高一貫校にで勉強しています。ですから、公立中学に進学していたらどうなったか、それはわかりません。

中高一貫校の進学を考え始めたころ、公立中学に進学した場合の一番の心配はいじめでした。その次の心配が、地元の学校の雰囲気に流されて勉強しなくなること。中高一貫校へ進学したメイには、今のところこれらの心配は今のところ必要ないようです。

しかし、メイの小学校時代の友達が、公立中学で成績が上がっていないことを知りました。

彼は国語が得意で、とてもしっかりした作文を書ける子供でした。頭はよいのだと思います。全体の成績も、小学校ではトップクラスでした。

この友達も中学受験を目指していたのですが、6年生の初めに公立中学進学に方向転換したのです。しかし、小学校時代の成績と、当時の国語力から考えて、この子はきっと偏差値の高い公立高校に進学するに違いないと思っていました。

先日、お母さん達ネットワークから、この友達の進学希望学校の情報も流れてきました。僕は、その学校と彼のイメージがどうしても重ならなかったのです。その公立高校の偏差値は50に届かないのです。

彼は中学ではスポーツクラブで熱心に活動したようです。一つのことに熱中できるのは素晴らしい。中学時代にスポーツに熱中しないと得られないものも確かにあるでしょう。

しかし、受験勉強を続けて中高一貫校に進学していたら、学力に関しては全く違うレベルになっていたことは間違いありません。

中学生として3年間過ごす学校の環境で、子供の、特に勉強に対する価値基準が大きく変わってしまうことはよくあるのです。勉強に価値を見いだせなくなると、成績はあっという間に下がってしまいます。

公立学校でもしっかり勉強している生徒もいるわけですから、公立中学イコール不勉強ということにはなりません。しかし、勉強に興味を失ってしまうリスクは公立中学では低くはないと思うのです。

これをリスクと考えず、子供の個性と考えることもできるでしょう。子供が自分で判断したことですから、それを尊重するべきであるとう意見もあるかもしれません。

そういった視点で見れば、僕などは、勉強ばかりさせる学校に子供を送り込む、子供の自由な選択を奪うひどい保護者ということになるのでしょう。

どちらが正しいということはなく、それぞれの主張は尊重されるべきです。我が家の場合はこれをリスクと考えて、中高一貫校を選択肢しただけなのです。

僕としては正しい選択をしたという気持ちはありますが、それを測る客観的な基準などはないのです。

メイもこのメイの友達も、それぞれの選択の答えは彼らの人生で探していくものなのでしようね。親ができるのはサポートだけなのです。




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