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東大合格者数No1.。目標に近づくためにZ会で実力upを。

定期テストの成績が意味すること。 [中学生の日々]

息子のメイは今、中高一貫校の3年生です。もうあと一か月ほどで2学期も終わってしまう。本当に時間がたつのは早いです。

中高一貫校に入学して二年半。メイは最近やっと成績が上向いてきました。中の中から、中の上くらいのレベルになってきたようです。

しかし、学校の定期試験だけならよい成績を取れるのですが、模擬試験や実力試験になるまだまだです。

範囲が決まっている定期試験だと偏差値もよいのですが、範囲が決まっていない試験になると途端にその実力不足が露わになるのです。

模擬試験や実力試験でよい点数が取れないと、親としても何か物足りなさを感じてしまいます。僕はこれをメイの勉強不足だと考えていました。

中学受験でも、メイは市進の定期試験ではよい点数が取れても他の塾の公開模擬試験になると思ったようには点数を取ることはできませんでした。僕はこれをずっとネガティブに考えていたのです。

しかし、2学期の中間試験の結果を見て、僕は定期試験に対する見方を変えることにしました。

学校の定期試験でよい点数を取ることは意味がある。もしかしたら、実力試験や模擬試験でよい点数を取るよりも価値があるかもしれません。

メイは中間試験の国語でとても良い点数を取ったのです。特進系クラスの生徒を含めても、学年内の順位はかなり上位でした。

メイは国語が不得意です。不得意な科目でよい点数を取れたのは、学習の範囲が決まっていたからなのは言うまでもありません。しかし、それは他の生徒たちも同じことなのです。

それではどうして不得意な国語で他の生徒たちよりも良い点数が取れたのでしょうか。

僕なりに考えて、それは授業中に先生の話をよく聞いていたからだろうという結論に達しました。授業中に先生が説明した文章の読み方のポイントをしっかりと聞いていた、だから、良い点数が取れたのでしょう。

中間試験の国語の成績は、メイが授業に集中していることの証であると思うのです。こう考えると、定期テストの点数がよいということはとても価値がある。

メイは塾に通っていません。メイの学校では都内の中高一貫校ほど通塾は盛んではありません。それでも、何らかの形で塾のお世話になっている生徒は多いのです。

模擬試験では塾に通っている方が有利です。塾に通っていないメイは不利なのです。

しかし、この不利のない定期試験で、塾に通っている生徒を含めた集団の中で成績が上がるということは、これもメイの学校の勉強への集中度が相対的に高いことを表していると思います。

定期試験の結果は、メイの授業への集中度のバロメーターであるという考えは、定期試験や実力試験の結果が大事であると考えていた僕には大きな発見でした。

我が家は経済的に豊かであるというわけではありません。それでもメイを中高一貫校に通わせているのは、そこでの教育に期待しているからです。学校でよい教育を施してくれると信じているからです。

そして、メイが、学校で授業に集中し、先生の指示に従って勉強しているのなら、親としては言うことはありません。

授業に集中して先生の話をしっかりと聞くことはとても大事なことです。それは、試験の点数とか偏差値とか、そういったことを越えて重要です。高校生になり、大学生になり、そして社会人になっても人の話をしっかりと聞けるというのは大事なスキルなのです。

メイにはまだ実力試験や模擬試験でよい成績を取るだけの実力はありません。しかし、今、しっかりと授業に集中できているのなら、その努力が2年後、3年後に実を結んでくれるはずです。僕はそう信じることにします。

勉強は結果だけでなく努力も大切。メイが日々学校で努力していることを素直にほめたいと思います。




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