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キャッチボールをすると頭がよくなる? 「脳に悪い7つの習慣」 [受験に役立つもの・本]

最近仕事が忙しくなり、それで、このブログへの記録もここ一か月できませんでした。書きたい題材はいくつかあったのですが時間が取れなかったのです。

僕が研究所に移動して閑職気味のポストについてからしばらくたちます。閑職ポストのおかげで息子の中学受験にも参加できたのですが、サラリーマンである以上仕事が暇なのも考え物です。ですから、仕事が忙しくなってきたことは、喜ぶべきなのでしょうね。

このブログに記録しておきたかったことの一つが、先月目を通してみた「頭に悪い7つの習慣」という本です。とても参考になりました、30万冊以上を売り上げたベストセラーだそうです。

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

  • 作者: 林 成之
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/09/30
  • メディア: 新書


外科医の林成之先生が、脳にプラスに働く行動のパターンを脳科学の視点から説明しています。説明されていることの多くの部分は特に新しい情報ではないのですが、必ずしもそれらを実践できている訳ではありません。しかし、脳科学の視点から脳に悪い習慣を説明されると、非常に説得力があります。今まで知っていたけれど実践できなかったことを実行に移すきっかけを与えてくれる本だと思います。

サラリーマンの僕が一番参考になったのは、第7章のコミュニケーションに関する章です

人に説明するときは、感情を込めたほうが相手に伝わりやすい。わかっていも、どうしても冷静に話すように努めてしまいます。しかし、脳科学的に表情にも話し方にも感情を込めたほうがよいことを説明されると、そのメリットに説得力を感じざるを得ません。この本を読んでから、会議などでの説明や説得に、今さらですが、何か力が入るようになってきました。

子供に勉強を教える時も、説明する側がその興味深さ面白さを感じ取り、面白そうに子供に説明すると効果的なのです。分かっていてもなかなかできませんが、やはりそうすると子供の脳が活性化されて理解が深まることを科学的に説明されると、親としても努力せざるを得ません。英語の成績が今一つの息子のメイにも、英語の必要性を感情をこめて説明すれば少し成績も上がるかもしれません。

この記事のタイトルにした、キャッチボールをすると頭がよくなる、は第6章に書かれていました。第6章は空間認知脳に関する章です。空間認知脳は僕にとっては新しい知識でした。

空間認知脳は数字の理解力や仕事や勉強の段取りの能力に関係しています。僕は悪筆で、自筆で書き物をしていると思考がうまく進まないことを感じることがあります。これも、空間認知脳の視点で見ると当然のこと。やはり字は丁寧に書かないと思考力もうまく働かないのです。

この本を読んでいる途中に、林成之先生の「勝負脳の鍛え方」が、メイの中学受験直前の四谷大塚模試中に開催された保護者向け受験説明会で紹介されていたことを思い出しました。「脳に悪い7つの習慣」の第3章には、能力を最大限に発揮させるコツが書いてあります。おそらく、この部分を詳しく説明しているのが「勝負脳鍛え方」なのだと思います。簡単に言えば、最後まで手を抜かないで頑張るということなのですが、それを脳科学の視点から説明してるのです。これもやはり説得力があります。

「脳に悪い7つの習慣」は子供の学習だけでなく、自分の生活の改善にも役立つ本です。読んで損はないと思いました。

林先生の最新新書は、「子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!―脳を鍛える10の方法」です。これから子供と中学受験勉強を始める方たちにはこちらの本がよいかもしれません。

子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!―脳を鍛える10の方法 (幻冬舎新書)

子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!―脳を鍛える10の方法 (幻冬舎新書)

  • 作者: 林 成之
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2011/01
  • メディア: 単行本







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