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ボクが息子の受験をまだあきらめていない理由。 [高校生の日々]

一人息子のメイは中高一貫校に進学して5年半。しっかり勉強して基礎力をつけ、余裕で大学受験を突破できる、はずでした。でも現実は甘くない。今の成績は僕が期待したレベルには及びません。

僕の期待が大きすぎたのだと思います。その期待と現実のギャップを辛く思ったこともあります。メイも一応中高一貫校で学んできたというプライドもあるようで、志望校だけはそれなりのレベルです。しかし、模擬試験の結果を見るたびにそれらの学校は遠い存在に思えてしまいます。今の偏差値では届きません。

それでも、僕は希望を捨てていません。その理由の一つは、英語と数学の成績です。決して悪くないのです。難関校の問題を解けるだけの実力があるかどうかはわかりませんが、センター試験レベルであればまずまずの点数をとれています。模試の総合点が悪いのは、それ以外の成績がひどいからなのです。

どの科目であれ受験科目の点数が悪いのは問題であるのですが、点数がひどい科目は英数よりは容易に点数が上げることが可能です。政経倫理の得点が30点とか、全く勉強していないとしか考えられません。

もちろん、成績の良い生徒はどの科目もまんべんなく良い成績をとっています。これから残り4か月弱で、成績が優秀な部類に入れるとは思っていません。しかし、センター試験が対象であれば、その残り時間で大きく成績を上げられる可能性は低くないと思っています。

センター試験だけではメイの志望校には届きませんが、僕が現実的な選択肢と考えているいくつかの学校はセンター試験の点数が大きくものを言います。担任の先生と確認したそれらの学校のセンターボーダーラインは決して無理な点数ではありません。これが僕がいまでもメイの大学受験に希望を持っている理由です。

成績が悪いのはその科目に興味が持てないことも大きな理由ですから、メイが実際に社会や古典の成績を上げられるかどうかはわかりません。それでも、僕は最後まで希望を持っていたいのです。




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センター試験まで120日を切る。 [高校生の日々]

地元の中堅中高一貫校に通学する一人息子のメイは今高校三年生です。思ったように成績が上がらないのですが、時間だけは確実に経過し、ついにセンター試験まで120日を切ってしまいました。

メイはさぞ焦っているのかと思いきや、そんなそぶりは全くありません。もちろん余裕などあるわけはないのですが、今までになく良い表情をしています。迷いなく受験勉強だけに集中できる充実感のようなものを感じているようです。やっと、受験勉強に覚醒です。

メイがこのようなある意味での成長を見せたのは9月に入ってからです。受験生にとって非常に大事な夏休みは、残念ながら何か迷いがあったようで、勉強に集中しきれていませんでした。9月に入ってやっとすべての生活を受験勉強にコミットできるようになったのです。

はっきり言って遅い、、。もっと早く勉強だけに集中していれば成績だってもっと良かったはずだし、メイがいまだにこだわっている伝統校への合格の確立ももっと高かったはずです。

しかし、遅かろうとまだ四か月弱はある。中高一貫校はすべての時間が受験勉強に充てられます。弱点科目を補強する時間は十分にある。担任の先生も、現役生は受験の直前まで成績が伸びますからお父さんが希望されるような学校も十分間に合います、といってくださっている。

だからまだ僕はあきらめていない。メイの受験勉強はこれからなのだ。




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やはり学級担任は重要です。 [高校生の日々]

一人息子のメイは中高一貫校の高校3年生です。待ったなしの受験生。親としても緊張が続きます。

先月の終わりに学校での3者面談に行ってきました。メイの学校では三者面談は最低でも年に一度は行います。高校二年まではこの面談への参加は妻の担当でした。

妻は学校の役員などもやっており、先生たちと普段からコミュニケーションを取っています。一方、父親の僕にはほとんど学校の先生と話す機会はありません。ですから、面談は先生と話すチャンスなのですが、その機会を使いませんでした。

中学時代は特にその必要性を感じませんでした。、高校一、二年は20代の女性教師が担任でしたので父親としては話しにくく、面談は妻に任せました。

しかし今年は中高一貫校最後の年です。メイの成績も思うように上がらない状況で、今年は僕が三者面談に行くことにしました。父親として、メイの大学受験勉強に悔いを残したくなかったのです。

高校二年までの5年間、僕は学級担任の先生には特に強い感想は持っていませんでした。中学一年の先生は、一年目のこともあり、公立学校とはずいぶん違うというポジティブな感想を持ちましたが、23年時の先生の印象はとても薄い。高校になってからは、メイが学校で病気で倒れたり、怪我をしたこともあり、先生にはとてもお世話になったのですが、勉強に関しては特に強い指導力があったという印象はないのです。

3年になり、担任が今の先生になり、メイの先生とのかかわりに変化が見えました。積極的に先生とコミュニケーションをとるようになってきたようなのです。担任教師のことを語ることが今までより増えてきたのです。たぶん、今までの先生よりは話しやすいのでしょう。また、この先生は昨年までは特進クラスの担任をされた方であり、その学級担任としての手腕には定評のある方のようでした。そういった意味でも、メイの信頼は厚いようです。

先月の面談でも、僕は予定より5分早く指定の教室に入ったのですが、メイはすでに先生と話し込んでいました。メイは予約時間の15分前に面談室に入り、先生と談笑していたのです。今まで教師とのコミュニケーションに関しては積極的でなかったメイなの、その変わりようには少し驚きました。

面談は、面談期間の最初の週末の最初の組に予定されました。そこに何か特別の配慮を感じ、開始時間を予定の時間より早くてもらい、通常より30分長い面談にしてもらいました。特別の配慮というのは、メイの成績が振るわないため、通常時間よりも長い面談が可能な時間に予定が組まれたのだ、と僕は理解したのです。

面談してみると、確かにとても話しやすい先生で、アドバイスも的確でした。面談の前はメイの成績が悪く、どういう話をしたものかと考え、僕もかなり緊張していたのですが、終わった後は何か気持ちが晴れ、まだ十分希望が持てる状況であるということが理解できました。この面談で親子で共通の目標を確認できたことは非常に大きかったと思います。

一貫校は私立ですから、先生方はみな熱心です。大学進学率を上げるという大きな目標も共有していますからモチベーションも高いです。ですから悪い先生というのは基本的にいないのだと思います。しかし、良い先生というのはやはりいるのです。

もちろん生徒との相性もあるし、女子の生徒であれば、50代の男性教師よりも、20代の女性教師の方がコミュニケーションを取りやすいかもしれません。個人差も大きいでしょう。

少なくともメイの場合、今の先生とは相性は悪くなく、先生への信頼もある。中高一貫校6年の最後の学年でこのような先生に巡り合えて本当に良かったと思います。

受験を来年に控えた八月半ばのこの時点で、メイの成績は希望する大学の偏差値に届きません。しかし、大学受験では親としてはもう何もできない。こういう状況で、メイが信頼できる学級担任の先生の指導のもとで勉強しているというのは親としては大きな救いです。

やはり学級担任の先生は中高一貫校においてもとても重要な存在なのです。




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理系文系の選択。 [高校生の日々]

中高一貫校の高校3年生である息子のメイは理系学部に進学希望です。大学の進路は高校2年進級時に暫定的に決め、2年の冬に最終決定しました。理系、文系の選択は、人生を左右する大きな決断ですが、メイはあっさりと理系を選択しました。

もっと親子で話し合って慎重に決めてほしかったというのが偽らざる保護者の本心でした。メイは数学が好きで、それで理系を選んだのですが、理系の理は理科の理です。メイは、虫に手を触れることができません。生物系は大嫌いです。物理もあまり興味がなければ、化学も好きではありません。つまり、理科は得意ではない。工の方もあまり興味はないのです。理科が得意ではないのに理系? 中学時代の先生の見立ても、メイは文系向きでした。

でも、数学が好きなのです。メイが理系を選んだ理由はこれだけです。特にそれ以上の理由があったわけではありません。将来の夢や、就きたい職業から選んだのではありません。

理系の場合は、受験前に大学で学ぶものを絞り込んでおく必要があります。文系のように何となく経済とかそういうわけにはいきません。しかし、少なくともメイが理系を選択した時点では、大学で何を学ぶかなどは全決めていなかったのです。

今は理系が人気です。メイが理系を選んだのはこれも理由の一つだったかもしれません。男子女子を問わず、今は成績が良い子の多くは理工系を選ぶのが普通のようです。だからメイも、ある意味見栄で理工系を選んでしまったのかもしれません。

あまり強い根拠なしに理系を選んだのですから、メイの適性を考えて、将来の仕事なども調べて、じっくり話し合えば文系の可能性もあったかもしれないと思っています。文系でも、経済学などを選べば数学の知識は必須で、好きな数学の知識を生かすことができるのです。そして、文系のほうが受験勉強も楽、、。そんな説明をすれば、最終的には文系を選んだかもしれません。

しかし、僕はそうはしなかった。しなかったというより、できなかったというほうが正しいかもしれません。僕には文系のほうが絶対に良いという確信がなかったのです。

僕自身は文系を選択しましたが、僕は基本的に理系傾向が強い人間です。しかし高校時代に怠け、受験勉強が簡単な私立文系を選んだのです。

それでも、立派とは言えませんがどうにか生きてきている。だから結果として文系の選択は間違いではなかったと思っています。理系人間だったのかもしれませんが、文系だって悪くなかった。

理系に進学したら僕の人生は全く変わっていたはずです。しかし、理系の選択が僕の人生にとってプラスになったかどうか、それはもう全くわからないことです。大学の進路選択時に、20年後、30年後の将来を見通すことなどできません。しかし、文系理系の選択はその後の人生にとても大きな影響を与えることは確かなのです。

そういう大事な選択は自分で選んだほうがよい。本人もそれを望んでいるのですから、親が口出しをすることなどできない。

メイの理系文系選択時の僕の興味は、やはり大学の名前とか大学の序列でした。そんな見栄を気にした親の考えなどより、数学が好きだから理系と方がよっぽど説得力がありました。僕はもっとメイの進路について話し合いたかったことは事実ですが、話し合うべき言葉を持っていなかったことも事実であるのです。

メイが理系を選択した時点では志望校や学部はとてもあいまいでしたが、その後の学校の指導もあったのでしょう、今ではとても明確になっています。今メイが志望している学部と大学は、彼が3年の進学時には僕の頭の中には全くなかったものです。しかし、それがメイの選択なのですから、僕はそれを尊重しようと思っています。

調べてみれば、とてもよい大学で、勉強するための環境も整っています。大学は本来勉強する場所ですから、そこで学びたいのであれば親として言うことはもう何もありません。

今では、理系文系の選択に僕があまり口を挟まなくてよかったと思っています。もしぼくがうまくメイを説得していたら、メイは文系を選んでいたでしょう。そうしたら、それが将来プラスになるかどうかは別にして、メイの人生は全く別なものになるのです。

もう高校3年生です。これからの人生には、未成年ですから全てとはまだ言えませんが、それなりに責任を持って生きていかなければなりません。親の判断で中高一貫校に進学したメイにとって、理系選択は人生の岐路における初めての自らの判断による選択でした。

今はその選択を実現させるために猛勉強しています。あと半年、親としては見守ることしかできません。




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受験勉強の夏休み、猛暑だけど終わってほしくない。 [高校生の日々]

一人息子のメイは中高一貫校の3年生です。中高生活最後の夏休みは完全に受験勉強中心です。テレビも全く見なくなりました。

夏休み中も平日は学校で通って勉強をしています。これで生活のリズムがつかめるはずなのですが、睡眠時間を十分取るように言っても平日は夜更かししています。

そのツケが週末に来て、学校に行かない日は一日寝てばかりです。生活のリズムが非常に悪いのです。一週間を通してみると、勉強時間は足りないように見えます。

メイの成績は上がりません。成績を上げるには勉強するしかありません。もっと効率的に計画的に勉強しないと間に合わない、、。

7月の半ばにセンター試験まで半年を切り、気が付いてみるともう8月3日。受験勉強の夏休みも10日以上が経過してもう残り一か月を切ってしまっています。猛暑でつらいのですが、メイの受験勉強のことを考えると、今年の夏は早く終わってほしくはありません。

メイには不得意科目がいくつもあります。不得意科目は基礎学力が足りないのです。夏休みは不得意科目の得点アップの絶好のチャンスですが時間が足りない。それなのに確実に毎日夏休みの残り日数は減っていく、、。

秋風が吹き始めることメイの成績はどうなっているでしょうか。奇跡というものが起こりうるの出れば、それは今、メイの成績に起きてほしい。そんなことを本気で考えている今日この頃です。




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勉強と成績の時差。 [高校生の日々]

三カ月ぶりのブログの更新です。

一人息子のメイは中高一貫校に通う高校3年生です。受験勉強真っ只中です、が、この三か月間、息子の成績は上がりませんでした。

息子は勉強をしていないわけではありません。でも他の受験生も勉強しているんですよね。成績は相対的なものですから。それに、もしかしたら、勉強が成績に反映するのが人よりも遅いかもしれないし、、。

先日学校で受験説明会があり、その講師によると勉強が成績に反映されるまでの時差は2、3か月だそうです。メイが部活動を止め受験中心の生活になったのは11月の半ばでした。それはら8か月弱、、。ちょっと時間がかかり過ぎです、、。

センター試験まであと6ヵ月あまり。その間にメイの成績が飛躍的意に伸びることを願うのみです。僕は本当に神頼みモードになりました、、。




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受験生につき、息子の雪かき仕事を免除する。 [高校生の日々]

二週続けて大雪となりました。南関東ではあまり雪が降りませんから、たまに降る雪には趣があって嫌いではないのです。でも、大雪となると話は別です。雪が積もると雪かきをしなければなりません。これが面倒なのです。

我が家の前の道は車の通りが少なく、また脇の生活道路も70代後半の一人暮らしの方との共用なので、雪かきとなると結構な作業なのです。近所の方たちの倍以上の作業をしなければなりません。

僕は、雪は放っておけば自然に解けるのですからお隣の御老人が歩く部分の雪だけをどかしておけばよいと思っています。しかし、世間体というものもあるのでそうはいかないのです。昨日も、雨が止んだ後に近所の方たちが雪かきを始めました。それで、僕も仕方なく始め、我が家の責任範囲の雪をきれいに脇に寄せました。

息子のメイも高校二年生ですから、この作業の貴重な戦力です。先週の雪かきも半分以上は任せました。しかし、昨日は僕と妻で片付けました。

昨日、メイは近所の図書館に行っていたのです。もしかしたら、雪かきをやりたくないために図書館に行ったのかもしれません。そんなメイの意図を察してか、妻は彼を呼び戻して雪かき作業をさせることを強く主張していました。図書館内では携帯電話を切っているかもしれませんが、その図書館は我が家から徒歩圏ですので、呼び戻すことは簡単なのです。しかし、昨日はメイには手伝わせませんでした。もう受験生だし、勉強に集中してほしかったのです。

受験生とはいえ、受験までまだ一年はあります。雪かきくらい手伝わせるべきであるという妻の主張は正しいと思います。受験生だからと言って何もかもが特別扱いの対象になるわけではありません。

しかし、大学受験となると親としてももう勉強を見ることはできません。僕はメイの分の雪かきをすることで少しはメイの勉強に協力したいと思ったのです。

雪かきは一、二時間の作業ですが、同じような気持ちで子どものためを思い、働いている保護者の方は多いと思います。子供のためと思うと親というものは頑張れるものなのです。

しかし、翻って自分の学生時代のことを思い出してみると、そんな親の苦労のことなどほとんど考えていませんでした。こういう親の気持ちがわかるようになったのは、自分が子育てをしてからです。ま、そういうものなのでしょう。

昨日の雪かきにしても、メイは僕に微塵も感謝はしていないでしょう。それでよいのです。親に感謝する暇があったら勉強しろ、それが今の僕の気持ちです。




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息子の成績を受け入れる勇気。 [高校生の日々]

息子のメイは中高一貫校の高校2年生です。11月の初めに中学1年から所属していた運動部を引退し、勉強中心の生活を始めています。

それから一か月半、しっかり勉強しているように見えました。ですから、冬休みに入ってすぐの東進の模擬試験に僕は少なからず期待していました。

しかし、メイの自己採点には落胆してしまいました。特に英語がよくない。あれほど英語は大事だといってきたのに、、、。

いままでは、メイの成績には冷静に対応してきました。学校の成績が良くなくても、模試の結果が悪くても、感情的になることなく、メイを褒めるだけの心の余裕はどうにか維持してきました。

しかし、今回は部活動も終わり勉強中心の生活に移行していたこともあり、それなりの点数を期待していたのです。それで、その自己採点の点数を聞いた時に思わず厳しいコメントを発してしまったのです。

「英語は大切だとずっと言ってきたはずなのに全然できるようになっていない。きちんと勉強をしているのか?」といったニュアンスのことを言ってしまいました。

冷静になって考えてみれば、それまでの模試の結果と大差はなく、特に不出来というわけではありません。12月の初めに戻ってきた河合塾の模試の出来から見れば順当な点数です。

河合の模試を受けたのは11月上旬。そして今回は12月の下旬。いくら勉強中心の生活を始めたからと言っても、たった一か月半で成績が良くなるわけもありません。しかもその一か月半のうち、半分は学校の定期テストのための勉強をしていたのです。

受験のための勉強が始められたのは12月の上旬からといったところでしょう。たかだか2-3週間程度の勉強で模試の点数が上がるわけがありません。

そもそも模擬試験での成績アップの指標となる偏差値は相対的なものです。メイがいくら勉強をしてメイ自身の学力をアップさせても、周りがメイと同じだけ実力を上げていればその努力が偏差値に反映されることはありません。

もしかしたら、メイの成績が上がらないのはこれが原因かもしれません。メイは全く勉強してこなかったわけではない。まじめに学校への授業に参加し、宿題もこなしている。自宅での勉強時間も成績上位者ほどではないけれど、できる範囲でやってきたはずなのです。ですから今の成績は間違いなくメイがそれなりの努力をした結果であるのです。

問題は、つまり僕自身の問題は、それを認めていないことなんだと思います。理屈では分かっていても、自分で自分を納得させられなていない。現実から目をそらしているだけかもしれないのです。

そうであるのなら、多分そうなんだと思うのですが、自分にとって大事なことは現実を認める勇気を持つことなのだと思います。

保護者としての僕ができることは、もうこの時点になると、息子をサポートすることでしょう。息子が成績で悩んでいれば相談に乗り励まし勇気づける、これが親の役目だと思う。

僕の模擬試験の結果に対する反応はこれとは全く逆でした。僕はいま、冷静さを欠いてしまったことを恥じています。

僕は勇気をもって息子の成績を認めなければならない。今僕にできるのはそれだけかもしれないのです。




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部活動は勉強にはマイナスか? [高校生の日々]

昨日の夕食時に、我が家の一人息子のメイが「文武両道は無理だった」とポツリと言いました。

メイは中高一貫校に通う高校2年生です。彼は中学1年から同じ運動部に所属していました。その運動部の秋の大会が11月の上旬に終了し、部活動を引退したばかりなのです。メイの中高一貫校では、おそらくどの一貫校もそうでしょうが、部活動の引退は高校2年です。

学校からは一学期に引退する生徒が多いと聞きました。それに比べると、メイは3か月長く部活動をしたことになります。メイは高校2年になってからは腰痛に悩まされ、あまり試合には出ることはできなかったのですが、部活動は最後まで続けました。

勉強中心の一貫校ですから、部活動は週に一度は休みでした。また、長期休暇以外の休校日には基本的に活動はありません。それでも体を使うわけですから疲れます。部活動の日には帰宅後にはあまり勉強はできませんでした。夏休みなどの長期休暇も、部活動がありますから勉強に集中はできていなかったようでした。

勉強時間においては、勉強一本に集中している特進系のクラスの生徒たちと比べると圧倒的に少なく、思うように勉強時間が取れなかった。昨日の夕食時にメイが言いたかったことはそういうことでしょう。

勉強のことだけ考えれば、メイたちが部活動をしている時間にしっかり勉強している生徒たちにはかないません。メイも部活動にとられた時間を勉強に充てられていれば、成績はもうすこし良かったと思います。

しかし、クラブ活動にとられた時間が必ずしも勉強時間になるとは限りません。何もわからずに勉強していた中学受験時代とは違い、中高時代には興味の対象が広がります。メイの場合、もし部活動をしなかったらきっと余った時間を勉強以外のことに費やしていたと思うのです。ゲームやテレビなどで浪費していた可能性も高かったと思います。

そう考えるのは、勉強に対する目的意識とモチベーションが高ければメイの所属したクラブの拘束時間程度であれば十分に勉強時間は確保でき、優秀な成績を取ることは可能だったと思うからです。

文武両道を達成している生徒は存在します。彼らは勉強に対する目的意識が高いのだと思います。学校での勉強が自分の目的達成のための手段であることを明確に理解しているのでしょう。こういた生徒達にとっては、部活動云々は大した問題ではないはずです。もし部活動が彼らの目的の障害であるのなら、彼らはきっと部活動を止めます。

メイが部活動で勉強時間を確保できなかったのは勉強に対する意識が高くなかったからです。メイのような生徒が部活動をしなければ、放課後と長期休暇での有り余った時間を勉強以外のことに使うのは自明な事のように思うのです。

学校では文武両道を達成した生徒を積極的に取り上げて宣伝します。だからメイも何か負い目のようなものがあるのかもしれません。

しかし、ごく普通の中高生は、学習に対する意識が高いと思える中高一貫校に通う生徒であっても、明確な人生のビジョンを持ちそれを達成するために勉学に励むような生徒はそれほど多くはないはずです。高校生になり、学校のガイダンスを受け、文系か理工科の決定をし、それでも詳細な方向については迷っているのが普通だと思います。

ですから、部活動に積極的に参加すると勉強時間は少なくなり、どうしても勉強一本で集中している生徒たちより成績が劣ってしまうのは仕方がないと思うのです。

それでも部活動をする価値はあるのです。勉強は大切ですが、中高時代の部活動で得られる経験もとても大事です。それはその時にしか経験できない尊いものです。僕も妻もメイの部活動には満足しています。

もちろん、成績に関しては誤算なのですが、学校の説明によると運動部参加者の方が相対的に大学進学の実績が良いという事実もあるのです。これは、一部の文武両道を高いレベルで達成してしまう目的意識の高い生徒たちだけの話ではないはずです。

それではなぜ運動部に参加していた生徒たちの成績が相対的に良くなるのでしょうか。

メイには文武両道を達成できるほどの強い目的意識を勉強に対して抱いていなかったことは事実でが、もし部活動をしていなければ、その時間が勉強に振り向けられなかっただけでなく、勉強に対する興味をすら失ってしまった可能性もあります。中高生が勉強以上に興味をひかれるものはいくらでもあるのです。

しかし、部活動をしていたおかげで、メイは学校中心の中高生活を送りました。わき道にそれなかったのです。

学校では生徒たちに勉強をするように常にプレッシャーをかけています。学校の父兄会では、勉強のことは耳にタコができるほど学校で子供たちに言うから、家庭で「勉強しろ」という必要はないと言われたほどです。ですから生活の中心が学校にある限り、それは常に「文武両道」を意識しなければならない環境であるのです。

その環境がメイに「文武両道は無理だった」と言わせたのでしょう。しかし、メイは活動を後悔しているわけではありません。「文武両道」達成できませんでしたが、やりきったという満足感があるはずです。

しかし、その代償として十分な勉強時間を取れなかったという意識が、その勉強に対するやり残し感が、部活動を終えた後の450~500日余りの日々を勉強に集中させるのではないでしょうか

4年半遊んでいたわけではありません。難関模試では成績は芳しくありませんが、全く勉強ができないわけではありません。今スパートをするだけの学力はある。そして運動部での達成感と、そこで培った体力も450日以上のロングスパートを支えてくれるはずです。

それらが最終的に良い結果に導いてくれるのではないかと思うのです。

これは僕の期待を込めた仮説ではあるのですが、僕はそう信じてメイの受験勉強を見守りたいと思います。これから変えられる未来だけです。未来にはポジティブでいたいのです。




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大学受験まで四百数十日。 [高校生の日々]

中高一貫校の高校二年になる一人息子のメイが、夕飯時に受験まで四百数十日のようなことを言っていました。17歳の息子にとってそれは随分先のことのように感じられるのでしょうか。

たしかにセンター試験まではそのくらいです。日数で数えるとまだずいぶんとあるようにも思えますが、たった一年と二か月と二週間先のことなのです。

もう人生を50年も生きてしまった僕の時間感覚では一年と二か月などはあっという間です。特に子供に中学受験をさせた保護者としては、もうここまで来てしまったかというのが正直な実感なのです。

しかし、息子の偏差値は安定しません。最近は数学に力を入れているようで数学の成績は良いのですが、他の科目の偏差値は全く安定しません。特にずっと気にしてきた英語の成績は完全に伸び悩み。

保護者として焦りがないと言えばうそになります。ここに至るまで何かほかにやりようがあったのではないか、あのときが分岐点だったのかもしれない、と思うこともあります。

しかしすべて過去のことです。過去は変えられないのです。保護者としてベストを尽くしたと考えるしかありません。

もうメイの勉強を見ることはできません。その代り何かアドバイスができないか考えています。もちろん多感な17歳ですから過剰な干渉は禁物です。メイのモチベーションを上げられる何か有効な言葉はない、きっと何かあるにちがいない、そんなことを考えている2013年の秋です。




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