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開かれない参考書。 [高校生の日々]

我が家のプリンターの上に英語のリスニングの参考書があります。中高一貫校に通う高校二年の息子のメイのリスニングの点数があまり良くないので僕が今年の春に買ったものです。

購入後何となく渡しそびれていたのですが、8月の半ばに模擬試験の英語の偏差値の話になり、メイがリスニングに自信がないというのでそのときに渡したのです。

メイは特に拒むこともなくその参考書を受け取り、これで勉強しようかなという意味のことを言い、ソファーに移りそのわきにあるプリンターの上にその参考書を置いたのでした。

それから一か月半ほど経過しましたがその参考書はその時に置かれたまま状態でほこりをかぶっています。おそらく一度も開かれていないでしょう。

プリンターは学校の宿題を印刷するためにほぼ毎日使っていますからメイが置き忘れたということはないのです。親が勝手に買った参考書を拒否することもなく受け取り、それを誰もが目につくところに置いたままにしている。

それは僕の勉強に関するアドバイスはもう必要ないというメイからのメッセージだと思っています。メイはもう17歳になったのです。ぼくももうメイのための参考書や問題集を調べたり買ったりするのはやめるべきなのでしょう。英語の成績は気になります。しかし、息子を信じるしかないのです。

高校2年の夏も終わり大学受験勉強は始まっています。これからはメイが強い意志を持って勉強していかなければなりません。親の買った参考書を素直に使っているようでは大学受験を乗り切れないことも事実なのです。

しかしメイはまだ高校生です。生きいていくうえで親のサポートはまだまだ必要なのです。でもそれは勉強のことではないのでしょう。

開かれないリスニングの参考書は僕に親としての姿勢の転換を求めているようも思えるのです。僕も成長し息子への向き合い方を変えなければならない。リスニングの参考書はそう言っているように見えるのです。




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2020年東京五輪決定、息子たちの世代は幸運だと思う。 [高校生の日々]

2020年の五輪開催地は東京都に決定しました。運よく朝の5時前に目が覚めたのでテレビでその瞬間を見ることができました。感動しました。こんな感動は息子の中学合格以来です。

中学受験が終わってから約4年半。息子は精神的にも肉体的にも大きく成長しました。少年から青年へ成長した4年半であったと思います。

東京オリンピックはこれから7年後です。その間に息子のメイは大学受験をし、大学生になり、そこで勉強し、社会人になっていくのです。メイが自立していく7年間でもあるのです。

その間、日本と日本国民は東京オリンピックという大きな目標に向かって進み成長していくでしょう。メイたちの世代は日本ととも成長して行くことができるのです。とても幸運だと思います。

2020年の息子の姿は想像できませんが、彼の将来は明るく希望に満ちたものになりそうな予感がしています。単純すぎるかもしれませんが、なにかとても気分の良い日曜の午後です。




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高2の夏休みが終わる。勉強は、あまりしていない、、。 [高校生の日々]

一人息子のメイが通う中高一貫校の授業が今週から始まりました。メイの高校二年の夏休みは終わってしまいました。

前回の日記に中学からは勉強時間が大事と書いたのですが、高校2年生のメイはこの夏休みにどれだけ勉強したのでしょうか。寝てばかりいたような気がする。

運動部のクラブ活動もまだ続けるようです。11月末に大会があるらしく、それを目標に頑張るといっていた。あと3か月。既に完全に受験勉強モードに入っている同級生との差がどんどんついてしまう、、。

特進系の生徒だけでなく、メイとほぼ同程度の成績の生徒でも2年のはじめから完全受験モードに入った友達もいるらしいのです。メイと同じ運動部で遊び友達でもあった生徒は、今年の春から塾通いでもう本当に遊ぶ時間が全くないそうです。メイも外出するときはいつも参考書をバックに入れてはいるのですが、圧倒的に勉強時間が足りません。

高校生活が勉強ばかりでは味気ないとは思う。クラブ活動も遊びも充実した高校生活を送るためには必要です。人生を長い目で見れば、そういったことこそ大事だとは思います。睡眠ももちろん大事です。暑い夏は十分に休養を取らなければ体はもたないでしょう。ですから、夏休みくらい寝られるだけ寝ればよいとも思います。

しかし、です。学生の本業は勉強なのです。 メイは夏休みが始まった時点では毎日6時間は勉強するといっていたのですが、、、。その目標を半分は達成できたのでしょうか。

貴重な夏休みが終わってしまった。涼しくなれば勉強するのでしょうか。メイが高校生になってから、こういった楽観的な期待は、常に、裏切られているのです、、。




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中学からはとにかく勉強時間が大事なのだ。 [高校生の日々]

中高一貫校で学んでいる息子のメイの高校2年の一学期は終わり、夏休み真っ只中である。

僕たちの感覚では、高校二年の夏休みというとクラブ活動や遊びが中心なのだが、中高一貫校ではもう受験勉強が始まっている。勉強中心でなければならない夏休みなのだ。

しかし、メイはある意味で古典的な高校二年の夏休みを送っているような気がする。クラブ活動や遊びに忙しい。間違いなく勉強が中心ではないようだ。

それでも、メイは勉強をしていないわけではない。毎日勉強はしている。一学期の期末試験が終わった日も、勉強はしていた。しかし、それでも学校の成績は伸び悩みというより、完全に下降傾向である。

息子がそれほど優秀でないということもあるのだろうけれど、それだけではないと思っている。勉強時間が足りないのだ、圧倒的に。

勉強時間は相対的なものだ。中高一貫校では毎日勉強するのは当たり前であるから、成績は相対的な勉強時間によるのだ。

メイの学校には特進系のクラスがあるが、メイは普通のクラスの生徒として入学した。しかし、今メイの学年でトップの生徒は中学一年の時同じクラスだった。難しいことで有名な模試の数学で満点を取り全国トップになった生徒も同じクラスだった。他にも入学は同じクラスでありながら、今は特進系のクラスでトップを争っている生徒もいる。

地頭力が違うと言ってしまえばそれまでだが、少なくとも中学入学時は同じクラスだったのだ。決定的にメイと彼らを分けたのは勉強時間だ。彼らの今までの総勉強時間はメイの数倍になるだろう。

毎日コツコツと少しずつ勉強するメイに対し、彼らは毎日たくさん勉強してきたのだろう。かなうわけがない。中学受験は頭の良し悪しを問うような所もあるが、中学からはそんなことはない。日々の努力の積み重ねが数年で大きな開きになるのだ。

メイがそれを挽回することはもうできないと思う。しかし、メイははじめから最難関大学を目指してはいなかった。メイが希望しているレベルの大学であればまだ間に合うだろう、これから今までの倍以上勉強をすれば。




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息子の成績低迷、妻と話し合う。 [高校生の日々]

中高一貫校の高校二年になる息子のメイの成績が低迷しています。勉強をしていないわけではないのですが、完全に壁にぶつかっています。

高校生になると、勉強に関しては親としてはほとんど何もできません。それで、息子の成績に関する不満が妻に向きそうになることもありました。

掃除機をかけるにしても、息子の勉強中は避けられないものかと考えたり、テレビの音ももう少し小さくできないかと思ったり、そんな妻の些細な行動に不満を感じている自分に気づきました。それで、先週の日曜日に妻と話しあったのです。

些細なことではあるのですが、実際に掃除機をかけている最中にそれを指摘したら夫婦間とはいえ喧嘩になってしまうでしょう。そんなことを僕は望んでいないし、彼女も勉強を邪魔するために掃除をしているわけではありません。それで、落ち着いて話せるときに、息子の勉強のサポートについてルールを決めることを妻に提案したのです。

実際の話し合いでは、あまり細かいことを気にしても仕方がないという妻の考えを尊重しそれを話し合いの結論にしました。それでも、僕は話し合えたことで何かほっとしています。もともとどうでもよいことなので、話してしまえばそれで済むのです。少なくとも、先週妻と話したことで喧嘩になることはないでしょう。

また、メイの成績と進路、そして僕たちの教育方針についても話し合いました。

息子の成績については中学受験の時はよく話し合いました。中学受験の時もメイは二度大きな成績の壁にぶつかり、一度目はサピックスから市進へ転塾させ、二度目は市進のFからC2へのクラス変更を決めました。

当時、メイは小学生でしたからその問題解決の主導権は親にありました。もちろん小学生でも自分の考えはあったでしょうが、当時の息子を説得することは難しくはありませんでした。

しかし、今メイは高校2年生です。当時のように、親が主導で今の状況を乗り切ることはできません。

一方で、メイはまだ16才です。親からのアドバイスを素直に受け入れることはありませんが、勉強などの悩みがあれば親に相談するという精神的な弱さも併せ持っているデリケートな年頃です。

そしてメイは、僕と妻が揃っているときには相談をしません。彼が悩み事のようなことを親に話してくるのはどちらかが不在の時です。もし進路と勉強に関する悩み事に関して、両親が全く違うことを言ったらメイは混乱すると思います。

勿論、全てのことに関して両親の意見が同じだったらおかしいと思いますが、教育に関することに関しては、両親の意見がぶれなければ子供は安心できると思うのです。

それで、僕はメイを混乱させないよう、僕と妻の間で基本的な考えは統一しておくべきだと思ったのです。幸い基本的な部分で彼女との意見の大きな相違はありませんでした。

妻との話し合いは有意義でした。夫婦で意思の疎通はしっかりとって大学受験までメイの勉強を見守っていきたいと思います。今はもう見守ることしかできないのですから。




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息子にiPhone5を買う。 [高校生の日々]

先日、息子のメイにiPhone5を買いました。それは息子のスマホ使用に親の影響力をある程度保持するためです。

高校一年に進学する際に、それまでのガラケーからスマホに買い替えたのです。その時も、親としてはインターネットへのアクセスが容易になるスマホへの機種変更には抵抗があったのですが、時代の流れには逆らえません。時代に遅れてしまうことはそれも問題です。

しかし幸いなこと(?)に、メイが選んだのは性能的にはあまり高くない中折りタイプのものでした。そしてインターネット接続の契約も、結局は高くつくのですが、接続時間に応じて支払金額が変わるものにしました。あまりスマホを使わせないためです。

容量も低く、スピードも高くなく、インターネット接続も制約がある契約で使い勝手はあまり良くないようでした。親としては息子がスマホ依存症になり勉強に手が付かないことを懸念していたわけですからこちらのもくろみ通りだったのです。

僕としてはそのスマホを高校卒業するまで使ってほしかったのですが、先日、解約コストを自分で払うからiPhoneに変えたいと息子が言い出しました。若者の間で広く普及しているLINEなるアプリケーションにうまく対応できないというのです。

高機能のスマホには抵抗があったので適当に応対しているうちにiPhoneはあきらめたようでした。その代りに新しいウォークマンを自分のお小遣いで買うことにしたというのです。今のウォークマンは英語の勉強に使うことを条件に買い与えたものです。それを自分で買い替えるのはそれでよいと思っていたのですが、最新機種の性能を調べて驚いてしまいました。

今のウォークマンやiPodの上級機種はインターネット接続機としては基本的に高機能スマホと同じなのです。我が家は無線LANですから、インターネットに接続しさえすれば、LINEもTwiterも自宅はスマホと同じように使えます。

もしそれを狙ってのウォークマン買い替えなら、勉強部屋でLINEとTwitterをするのは必至。自分のお小遣いで買ってしまわれると親としてもそれには口を出しずらくなってしまいます。

それで、親として息子のスマホ使用にある程度の影響力を維持するために、iPhone5への機種変更に同意してました。

しかし、機種変更する際には僕からは何も条件は付けませんでした。僕としてはiPhone5の勉強部屋での使用はやめてほしい。だから機種変更に応じたのですが、それをあからさまに言うことは躊躇しました。

これから勉強が今までよりも忙しくなるの分かっていることですから、勉強部屋でチャットなどしている時間がないのも明らか。そういう状況でスマホを部屋に持っていかないことを条件に機種変更に応じるなどというと、それは親が子供を信頼していないということを宣言するようなものです。高校生になるとこの信頼ということがとても大事です。親自らがそれを揺らがすようなことは言えません。

不思議なことに、iPhoneにしてからスマホを勉強部屋に持っていくことはなくなりました。この辺りの息子の心理的な動きはよくわかりません。僕としてはiPhoneであれ何であれ、勉強に悪影響を与えなければよいのです。僕は少し考え過ぎだったかもしれません。

スマホに関しては、メイよりも間違いなく僕の方が中毒症に近いと思うこの週末です。本当に便利。手放せません。




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成績急落の原因を探る [高校生の日々]

今日がらゴールデンウィークです。体調も良いし、いい連休になりそうです。

しかし、何となく精神的にはすっきりしません。息子のメイの英語の成績がまた急落してしまったからです。

ちょうど一年前、英語の成績が良くなかったので僕がメイの勉強に介入しました。本人は不満げでしたが、それで英語の成績は急上昇し、昨年末まで学年順位でまずまずの成績だったのです。

それが今年になって急降下です。特に先日の実力試験の成績は惨憺たるものでした。本当にがっかりです。

息子は勉強はしているといいます。ではどうして成績が下がってしまうのでしょうか?息子にその理由を考えさせました。

メイの考えた理由には笑ってしまいました。メイは、最近洋画を見ていないから英語の成績が下がったに違いないというのです。去年はアメリカ映画をよく見ていたらしいのです。映画を見ながら英語を聞いていたから(?)英語の成績が良かったに違いない、今年は全然洋画を見ていないから成績が下がったのではないかというのです。

そんなわけはありません。どうせ字幕を見てるのですから。

親から見ると原因は明らかです。ゲームとツィッターです。毎日2時間以上をゲームとツィッターで過ごしています。勉強時間が足りるわけがありません。

高校一年の時はゲームを約一時間してその後勉強をしていました。今はそれにツィッターの一時間が加わります。

英語の成績急落とツィッターを盛んにするようになった時期が重なります。ツィッターのやり過ぎで勉強の時間が減ってしまったのです。それで成績が急降下です。

中学受験の時は小学校の担任の先生がゲーム禁止令を出してくれたおかげで全くゲームをしませんでした。もちろんパソコンや携帯電話でも遊んでいませんでした。当時は学校の先生が子供の私生活まで干渉するのはどうかとも思いましたが、今思うと感謝せざるを得ません。

メイはもう高校生、ゲームをやるな、ツィッターもほどほどにしろといっても聞くわけもありません。本人がそれに気が付くしかないのです。だからその理由を考えさせたのに、、、。

高校二年生の一学期、これからという時期です。何かとっても残念です。しかし、親として受け入れるしかないのでしょう。子供を信じるしかないのです。




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大学受験勉強では親は無力なのだろう。 [高校生の日々]

息子のメイは中高一貫校の高校一年の課程を修了しました。今は春休み中です。

僕が前回このブログを更新したのは2か月以上前でした。それから今日までの間に、中高一貫校にはいくつもの大きなイベントがありました。一貫校の入試があり、一貫校のゴールである大学受験もありました。このブログの記事の材料には困らない時期なのです。

でもブログを更新する気にはならなかった。これらに対する興味が過去三年と比べると格段に低くなってしまったからなのです。

先週日能研が結果偏差値を公表しました。昨年までは最新偏差値にはそれなりの“感動”があったのですが、今年は全くありません。大学進学実績も、昨年までは他校と比較していたのですが今年は学校のホームページを一瞥しただけです。

学校の偏差値にしても大学の進学実績にしても、それらに興味があった理由は僕と妻の選択が正しかったことを確認するためだったと思います。息子の通う学校と、進学することが可能だったかもしれない学校の偏差値と大学合格実績を比べて僕は安心したかったのです。

しかし、息子が高校生になり、一年が経過し大学受験まで2年を切っている今、そういう作業はむなしいのです。中学入試の偏差値は息子の学力とは関係ありませんし、受験することもないであろう東大の合格者数も我が家には全く意味がないのです。

もちろん息子がお世話になっている学校ですから、偏差値も大学進学実績もよい方がよいでしょう。しかし、それは世間体ということです。もう見栄は関係ないのです。今は息子の学力だけが大事なのです。

我が家の教育は息子の大学受験をとりあえずの目標に定めてきました。その最後のステージはもう始まっているという緊張感が僕にはあります。しかし、その大事な時期に僕はもう何もすることはできません。

メイの成績は悪くはないのですが、期待値には届いていません。勉強の頑張り方が今一つです。仮に潜在的な力がまだあったとしても、今までの勉強時間ではそれが花開くことはないでしょう。今も居間のテーブルで宿題をしているのですが、テレビを見ながらですから、、、。

高校生になると親は子供をコントロールできません。そして、親としても子供の自主性を尊重する姿勢も見せなければいけません。だからもっと勉強しろとも言いにくい。

勉強しろと言いたいけれどそれは言えない。僕は大事な時期が始まってしまったのに何もすることができないという葛藤の中にいます。今の僕には受験イベントを第三者として眺める余裕はありません。

高校生はもう子供ではありませんから大学受験勉強もすべて息子に任せるしかないのでしょう。今僕はそれを理解しようと努めているのです。

でもまだ納得できていない。本当に何もできないのでしょうか、現状を受け入れる以外に。




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明日を信じろ、と息子を励ます。 [高校生の日々]

今日は日曜日ですがK塾の模試があり、メイは朝から出かけていきました。まだ帰ってきていませんが出来はどうだったのでしょうか。

思えば中学受験時代はメイの模擬試験の出来に一喜一憂していました。懐かしいです。

メイは高校生になったのですが、今でも模試に限らず、試験の結果はしっかりと見せてくれます。もう習慣なのでしょう。

10月に行われたS予備校の模擬試験では、メイが得意なはずの数学がよくできなかったようでした。

試験はあくまで相対的な点数が大事なのであって、点数の良しあしはあまり関係ありません。点数が悪くても、平均点が低ければ偏差値は高くなるのです。

そんな会話をメイとしている中で、特進クラスの話が出ました。メイによると、特進クラスには優秀な先生が配されているのです。

一般クラスの生徒たちは、こういった”差別”で少なからず傷ついている、そして、特進クラスには負けたくなないと思っている、とも言っていました。

先生のことについて詳しく聞いてみると、特進クラスにはクラス全体のレベルを上げた実績がある先生を担任に据えているのです。

教えている教科に関係なく、全体の点数が上がるということは、生徒の学習のガイダンスやモチベーションを上げるのが上手な先生が特進クラスを担当しているといことです。メンタルケア―が上手ということです。

このくらいのことであれば大した問題ではありません。保護者としても目くじらを立てるほどの”差別”ではありません。

担任の先生は優秀であるとうことは確かに特進クラスのアドバンテージではあります。担任の先生によるきめ細かいケアーは精神的に不安定な高校生にとっては大きなプラスです。

でも、それは自分で克服できることです。自分で目標をうまく設定できれば、特進クラスに負けないモチベーションを維持することができる。

特進クラスに劣等感を感じているのなら、それをバネにして自らのモチベーションを高めていけばよいのです。メンタルなことは、自分が強くなれば克服できる。自分次第なのです。

それを学ぶ良いチャンスです。自分を信じる。今日頑張れば、明日は今日よりも優れた自分がいると信じる。そう考えてモチベーションを保つことをアドバイスしました。

メンタルを強くする、ぜひそれを今学んでほしい。




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高校進学後、特進組とさらに差が付く。 [高校生の日々]

前回の日記に、高入生が加わっても、一貫校の特進クラスが模擬試験の成績上位を占めていると書きました。

一貫コースの特進クラスの生徒の出来がよいのは、今までの3年間の勉強量の違いが礎になっていることは間違いがないでしょう。

またそれに加えて、特別の授業の効果も見逃せないと思います。特進クラスの特別授業は夏休みから始まっているのです。

高入組の特進クラスもありますが、彼らに対する特別授業はありません。一貫コースの特進組は特別なのです。

学業だけを考えれば、メイを特進クラスに滑りこませておくべきだったかもしれません。

今まで何回かチャンスはあったのですが、中学受験時代のクラス落ちのトラウマがあるのか、メイは積極的になりませんでした。僕たちも、無理することはないと考えたのです。

中学から高校に進学する際に、メイのクラスメート数人が特進組に移りました。中学の成績はメイのほうがよいくらいでしたから、無謀なようにも見えました。

しかし、彼ら、もしくは彼らの保護者は、高校になると特進系クラスの扱いが大きく変わることを知っていたのでしょう。高校生になると特進系のクラスの扱いは手厚くなります。そして成績も離れていく。

メイは今、部活が楽しいようです。

部活動は生徒の自主性が尊重されており、普通の公立中学を経験してきた高入生主導で運営されています。

部活動は、クラスでは一緒になることはない高入生と交流の場でもあるのです。メイはその交流が楽しいのでしょう、中学時代はどちらかといえば後ろ向きだった部活動に今は積極的に参加しています。

そして、運動部なので、帰宅後勉強する余力がなくそのまま寝てしまう日もたびたびあります。

特進組の生徒たちは、メイがクラブ活動をしている時間も、特別授業に忙しいのです。メイがソファーで寝てしまっている時間も、彼らは勉強しているのでしょう。

しかし、父親として、勉強しろ、の一言は言えません。

メイの成績は特進組と比べれば見劣りしますが、決して悪いというわけではありません。勉強していないわけではないのです。

親としては、もっと勉強してほしいという考えはあります。正直言えば、毎日言いたいくらいです。でも言えない。

もし特進クラスに進学していれば間違いなく今の倍は勉強しているでしょう。でも、メイに特進クラスに入ることを勧めなかったことを後悔もしていません。

メイは一生懸命生きている。勉強も、クラブ活動も、精一杯がんばっているのだと思うのです。

いま、親として、それを認めてあげたい。

今まではメイの将来を考えるとき、常に偏差値とか、大学進学とかそういったことが頭の中心を占めていたのですが、何かそれが僕の中でわってきたような気がするのです。

成績が良くなくても構わないということではありません。メイの成績がもっと良ければ、今でもきっと成績のことを中心に考えていたと思います。

しかし、子供の成長を見ていると、親の価値観ばかりを押し付けられないと思えてくる。今はそんな気持ちなのです。




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