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受験勉強をさせたことへの罪悪感が消える。 [中学受験とは何か]

罪悪感と書くとなにかとても強い感じもします。しかし、息子のメイに中学受験勉強をさせたことに対する後ろめたさというか罪悪感のようなものはありました。

少なくとも受験勉強の最中は、可哀そうなことを強いているかもしれないという気持ちは常にありました。小学校6年生になって勉強時間が増えてからは、それまでよりも強く思うようになりました。

普通であれば一日中遊んでいるはずの小学校6年生の夏休みに、朝から晩まで勉強をさせていたのです。メイは遊びたいとか、勉強をしたくないと不平を言うことはありませんでしたが、親として子供に本当に正しいことをさせているという確信はありませんでした。

かといって、遊ばすわけにもいきませんでした。小学校6年生の夏から晩秋にかけては中学受験勉強で最も大切な時です。

そして、中高一貫校に進学しても、やはり厳しい勉強が待っているのだろうという漠然とした考えが、後ろめたさを罪悪感に変えるのでした。受験鑑別所と揶揄されるような学校があることは知っていましたし、中学進学直後から受験塾に通うことが常識である学校がることも知っていました。中高一貫校への進学は大学受験勉強のスターとであるかもしれないと考えると、何か勉強ばかりの学生生活を強いてしまうようでかわいそうな気にもなったのです。

その時感じた罪悪感のようなものはその後もずっと僕の中に残り続けました。中学受験勉強で失ったものに見合うものをメイが今の学校で得られるのか、その核心はなかったからです。

しかし、つい先日、その罪悪感が消えていることに気が付きました。

中高一貫校の中学の部は楽しそうです。もちろん勉強中心です。学校も勉強のことばかり言います。夏休みも実質3週間しかありません。休みの前後に夏期講習があるのです。

それでも楽しそうなのです。勉強中心の中高一貫校ですが、学園生活は十分に楽しいようです。

中高一貫校は勉強ばかりさせるところであるという批判は、学校による違いはあると思いますが、正しくないと思います。学校は勉強をするところです。ですから勉強中心で当り前ではないですか。その当たり前なことを普通にさせているだけなのです。

勉強時間は多いかもしれませんが、高校受験がないので全体にリラックスした、のびのびとした雰囲気のなかで学習できるのです。仕事でも、プレッシャーのあるなしで疲れは全く違います。もちろん、過度のプレッシャーがないほうが疲れませんし、仕事の結果もよいことが多いです。学習も同じだと思います。

そして四六時中勉強しているわけではありません。クラブ活動もあるし校外学習もあります。もちろんクラスメートとの交流もあります。そして、愛校心も育んでいます。中高一貫校は充実した学園生活を提供してくれるところでもあるのです。

高校受験がないことがこれほど大きなメリットであるとは思いませんでした。中高一貫校のメリットを、メイを通して十分理解して僕の罪悪感は消えたのです。




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