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難関校にこだわるべきか。2/2 [中学校の選択]

入学時の偏差値で下位グループに属していても、中学進学後に大きく伸びる子供も少なくないはずです。中学受験のときの偏差値がその後もずっと続いたら面白くありません。僕もメイはこれから大きく伸びてくれると期待しています。

しかし一方で、その偏差値は小さな誤差の範疇でメイのそのときの相対的な学力を示していることも事実です。僕は偏差値の信者ではありませんが、自分自身の受験経験と、メイとの中学受験勉強を通して、統計の精度を肌で感じてきました。受験勉強期間が長ければ長いほど、その偏差値と学力の相関関係は高いと思います。

メイは小学3年からサピックスに通い始めました。全てを中学受験に注いできたわけではありませんが、我が家なりの方法でメイの能力を引き出してきたつもりです。ですから、簡単に相対的な学力のレベルが上がることはないでしょう。

合格確立が20%やそれ以下の学校を受験して合格してしまったら、入学後には学力が最下位のグループに属することになります。この場合、合格は万が一ではありません。合格確率20%ということは五人に一人が合格してしまうのです。そして、合格してしまうと、最下位グループからのスタートということになります。

劣勢を跳ねのけられるような精神的に強い子供や、学内やクラスの順位に全くこだわらないようなタイプの子供であれば、入学時に学力が最下位グループでもやっていけるでしょう。そういう子供であれば、偏差値的に届かない学校の受験も良いと思います。

しかし、メイの場合はサピックスと市進のFクラスの経験から、クラスの下位になるととたんにプレシャーに押しつぶされてしまうタイプであることが分かっていました。記念受験などをして、もし合格してしまったら、入学後にクラスメートの学力に圧倒されてしまうことは明らかでした。もちろん、メイには逆境に打ち勝つ精神力を持つようになってほしいですが、十二歳の春にそれを期待するのは無理でした。

我が家ではメイの性格を考慮して、中学受験では無理をしないことにしたのです。安全に中高一貫校生活を始めさせることを重視しました。そこで挫折してしまっては何にもなりません。中高一貫校進学は目的ではないのです。

メイの中学入学後の成長を期待して、中堅校中心の受験にすることにしました。これで難関校は受験予定校からはずれたのでした。




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