九月です。中学受験勝負の季節です。

九月になって涼しくなってきました。一年前のことを思い出すと、思わず緊張してしまいます。

あと四ヶ月です。二月受験が第一志望でも、学力が伸びるのは年内までと聞いたことがあります。確かに、一月になって、お試し、滑り止めとはいえ、実際の受験が始まってしまうと落ち着いて勉強することは難しいでしょう。

なぜあんなに頑張れたんだろうと思います。毎日、かばんに塾の教科書と過去問を入れて持ち歩き、寸暇を惜しんでメイの学習理解状況の確認や、過去問対策をしていました。メイの理解不十分な部分の強化に一番力を入れたかな。泣いても笑っても後四ヶ月。親として悔いを残したくなかったのでしょうね。

自分の大学受験でもあのくらいやっていれば、とも思います。しかし、自分の受験は泣くのも笑うのも自分、そして、自分にはあまり厳しくなれませんでした。

しかし、メイは小学六年生、受験の結果が不本意でも、それを１人で受け止めろとはいえません。中学受験では、親が受験の結果に責任を持たなくてはいけませんね。

僕はメイに、ささやかでもよいから、中学受験で成功体験をさせなければならないと思ったのです。　第一志望に合格しなくても、努力は報われるという成功体験をさせたかったのです。そして、メイの笑顔を見たいと思いました。

それが、最後の四ヶ月、親としてがんばれた理由だと思います。