お父さんの過熱指導、先週の市民プールで。

メイの受験が終わって暇になった僕は、ゴールデンウィークにブログを、夏休みにプール通いを始めました。時間はあるけれどお金はあまりないので、暇つぶしはこの辺に落ち着きます。

さて、先週の日曜日も市民プールへ泳ぎに行きました。プールでも熱心に泳ぎ方を子供に教えるお父さん、お母さんの姿を良く見かけます。親が熱くなるのは勉強だけではないですね。

日曜日のプールで見かけた３０代前半のお父さんはかなり暴走気味でした。小学３、４年生くらいの娘に対して「「何で教えたとおりにやらないんだぁ！！」、「だからおまえはだめなんだ！！」といった過激な発言を連発。周りの視線などお構いなし。最後は嫌がる娘を無理やり泳がしていました。やりすぎだな、と思っても親子のことですからね。こちらは口出しできません。

しかし、１年前にメイと中学受験を経験した僕は、身につまされるような思いもありました。１年前のこの時期、中学受験が目前に迫った状況で同じ問題を繰り返し間違えるメイに対して、プールで見かけたお父さんと同じような言葉を発しそうになったことは何度もあります。ぐっとこらえられたのは人生経験のおかげでしょうか。僕のほうが一回り以上年上ですからね。しかし、口調はかなり厳しくなっていたようです。あとで妻に言われました。

子供のことを思えばこそなのですが、ここは親としてこらえどころです。成績が思うように伸びなくても、くれぐれも子供にひどい言葉をかけないように気をつけましょう。だって、一番きついのは受験生の子供なのです。

怒ったからといって何も好転しません。怒鳴りでもしたら、少なくともその日は勉強になりません。子供が落ち込んで、それが原因で免疫力が落ちて風邪でもひかれたら最悪です。ここまできたら親が怒ってもマイナスの効果しかないと思います。

塾のプリントも、過去問の出来具合も、そして模試の偏差値もどんな結果でも絶対に動揺しないと言い聞かせてから見ましょう。とりあえず絶対にほめると決めてから見ると良いと思います。そうすれば、どんな結果でも冷静さを失うことはないですよ。