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朝日新聞の記事、中学受験者の減少予想。 [中高一貫校]

昨日の朝日新聞の夕刊に、中学受験の三大模試の受験者が大幅に減ったことが報じられていました。昨年のサピックスの模試の日程変更に続く大幅減です。
新しいイメージ.JPG
今年の受講者の減少は、不況に加えて、震災が親子に影響を与えていると分析しています。

記事には、2008年のリーマンショック以降、経済的な負担を避ける親子が増えている、という日能研のコメントがありました。

たしかに、受験には、普通に塾に通わせるだけで200万円以上はかかってしまいます。不況ではこの負担は軽くはありません。

そして、震災の影響が、その傾向に拍車をかけている。

あの大地震による都市機能の麻痺を経験してしまうと、子供を中学一年から電車通学させることを躊躇する保護者もいるでしょう。我が家でも、あの3月11日に、息子を車で迎えに行けたのは夜の11時過ぎでした。

しかし、ほとんどの中学受験を目指す保護者の方たちの決意が変わっていないことも事実です。

見方を変えれば、圧倒的に多数の保護者は引き続き受験に取り組んでいるのです。僕はこの事実の方が大きいと思います。

朝日新聞に記事は受験者が急降下しているような印象を与えるグラフ付きで、中学受験に批判的な姿勢も少し見えますが、多くの家庭が同じ不安を抱えながらも中高一貫校を目指しているという点にも注目すべきです。

最終的には今年と比べて受験生が7%減るという予想もありますが、それでも多くの親子が中高一貫校を目指しています。

減少というより、過熱気味の傾向が沈静化してきたという見方もできます。

中高一貫校というだけで生徒が集まらなくなれば、学校はより真剣に教育に取り組むでしょう。

ブームに乗っていた人たちが去れば、教育を真剣に考えている家庭の子供の合格率が上がります。

受験者の減少は、教育を真剣に考えている保護者と、良質な教育を提供ることを目指している学校にとって決して悪いことではないのです。

ブームはいつか終わる。そのあとに真価が問われるのです。

中高一貫校も、その真価を問われるのはこれからなのでしょうね。





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NO NAME

市進の5L10の情報を探しているうちに、こちらのブログと出会いました。中高一貫についても、とっても参考になりました。これからも読ませていただきます。更新楽しみにしていますね。
by NO NAME (2011-11-15 18:27) 

NO NAME

別の方のコメントにもありましたが、
同じく市進の5L10の情報を探している中で、
こちらのブログを読ませていただくこととなりました。
勉強になります。
ありがとうございます。
by NO NAME (2012-08-17 20:57) 

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