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高校進学後、特進組とさらに差が付く。 [高校生の日々]

前回の日記に、高入生が加わっても、一貫校の特進クラスが模擬試験の成績上位を占めていると書きました。

一貫コースの特進クラスの生徒の出来がよいのは、今までの3年間の勉強量の違いが礎になっていることは間違いがないでしょう。

またそれに加えて、特別の授業の効果も見逃せないと思います。特進クラスの特別授業は夏休みから始まっているのです。

高入組の特進クラスもありますが、彼らに対する特別授業はありません。一貫コースの特進組は特別なのです。

学業だけを考えれば、メイを特進クラスに滑りこませておくべきだったかもしれません。

今まで何回かチャンスはあったのですが、中学受験時代のクラス落ちのトラウマがあるのか、メイは積極的になりませんでした。僕たちも、無理することはないと考えたのです。

中学から高校に進学する際に、メイのクラスメート数人が特進組に移りました。中学の成績はメイのほうがよいくらいでしたから、無謀なようにも見えました。

しかし、彼ら、もしくは彼らの保護者は、高校になると特進系クラスの扱いが大きく変わることを知っていたのでしょう。高校生になると特進系のクラスの扱いは手厚くなります。そして成績も離れていく。

メイは今、部活が楽しいようです。

部活動は生徒の自主性が尊重されており、普通の公立中学を経験してきた高入生主導で運営されています。

部活動は、クラスでは一緒になることはない高入生と交流の場でもあるのです。メイはその交流が楽しいのでしょう、中学時代はどちらかといえば後ろ向きだった部活動に今は積極的に参加しています。

そして、運動部なので、帰宅後勉強する余力がなくそのまま寝てしまう日もたびたびあります。

特進組の生徒たちは、メイがクラブ活動をしている時間も、特別授業に忙しいのです。メイがソファーで寝てしまっている時間も、彼らは勉強しているのでしょう。

しかし、父親として、勉強しろ、の一言は言えません。

メイの成績は特進組と比べれば見劣りしますが、決して悪いというわけではありません。勉強していないわけではないのです。

親としては、もっと勉強してほしいという考えはあります。正直言えば、毎日言いたいくらいです。でも言えない。

もし特進クラスに進学していれば間違いなく今の倍は勉強しているでしょう。でも、メイに特進クラスに入ることを勧めなかったことを後悔もしていません。

メイは一生懸命生きている。勉強も、クラブ活動も、精一杯がんばっているのだと思うのです。

いま、親として、それを認めてあげたい。

今まではメイの将来を考えるとき、常に偏差値とか、大学進学とかそういったことが頭の中心を占めていたのですが、何かそれが僕の中でわってきたような気がするのです。

成績が良くなくても構わないということではありません。メイの成績がもっと良ければ、今でもきっと成績のことを中心に考えていたと思います。

しかし、子供の成長を見ていると、親の価値観ばかりを押し付けられないと思えてくる。今はそんな気持ちなのです。




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