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やはり一貫コースの特進クラスが優秀である。 [高校生の日々]

先週、八月の後半に行われたK塾の高校一年を対象にした模試の結果が返ってきました。

息子のメイは、英語の偏差値は70を超えるはずであると豪語していましたが、結果は65でした。僕は、メイの自信に満ちた70越え宣言を信じていたので少し落胆。

K塾の模試とS予備校の模試とは偏差値が10くらい違うと言われています。メイのK塾模試の英語の結果は、まさしく六月に受けたS予備校模試結の偏差値に約10プラスしたものでした。

つまり、英語の偏差値だけで見ると、夏休みの勉強の成果が出ていないのです。しかし、内容をよく見るとReadingの点数はとても良いのです。僕はメイに英語の読みを中心に勉強するようアドバイスしました。メイはその忠告を守って勉強してくれていたようです。

英語にはリスニングテストも文法もありますが、基本はやはり読みです。英語を読んで意味が取れなければ全く話になりません。その基本が改善されつつあるのですから、方向性としては良いでしょう。

偏差値が期待したようにならなかったのは英文法が校内平均を下回っていたからです。文法は規則を暗記して、問題を数多く解けばできるようになります。メイには学校で配られた問題集でしっかり勉強するようにアドバイスしておきました。

数学は良い偏差値でした。数学は一貫生にアドバンテージがあるのでしょう。

国語の点数はひどい。しかし、得点の取り方にかなり偏りがあります。評論文の成績は素晴らしいのです。校内平均もかなり上回っています。しかし、小説はほとんど点が取れていない。

理論的な文章は読めるが、小説は上手く読めないのです。中学受験時代からの弱点が改善されていません。

学校の先生からは参考書を読むようにアドバイスされたようです。僕も賛成です。読書の代わりに参考書を読めばよいと思う。メイは今この参考書を読んでいます。

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総合的に見て、メイの今回の模試の成績は落ち着くところに落ち着いていました。中学時代に比べて順位は下がりましたが、高入生の存在を考えるとまずまずだと思います。メイよりも良くできる高入生もたくさんいるのです。

しかし、模試の総合順位の上位数十人は中高一貫コースの特進組が独占だそうです。

特進クラスはとにかく、猛烈に勉強をさせられている。メイによれば、メイの運動部に所属していている特進クラスの友達は、特別授業や宿題でもうクラブ活動に参加するする時間がもうありません。

普通クラスの生徒でも、クラブ活動は夏期は7時、冬期は6時半までで、週に2回以上は休みがあるのです。そして、二年の一学期で実質的に引退します。それでも、一貫コースの特進系のクラスの生徒は、高校一年の夏休みからクラブ活動もままならないほどの勉強漬けの日々を送っています。

これではとても中高一貫の普通クラスでは歯が立ちません。中学時代はメイも特進クラスの下位層には負けない学力があったのですが、いまは何か水をあけられてしまったようです。

特進クラスの生徒は、豊富な勉強量で全方位的に良い点が取れるようにしているのだと思います。メイのように一つの科目に大きな弱点を抱えません。そこに勉強量の差が出るのです。

でも、メイの場合はまだ英語と数学を中心の勉強でよいと思うのです。全科目でよい点を取らなくてもよい普通のクラスの”特権”を生かして、今はクラブ活動にもしっかり参加し、文武両道を目指してほしいです。




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一貫校生は高校入学組より優秀か。 [高校生の日々]

中高一貫校では一般的に高校でも生徒を募集します。東京では高入生を取らない学校も増えてきているようですが、僕たちの住む地域では、どの一貫校も高入生を取ります。高校一年になる息子のメイが通う一貫校にも、春にたくさんの高校生が入学してきました。

中学一年から一貫校に子供を通わせている親にとって、高入生の学力は気になるところです。もちろん保護者としては、一貫校で先取り学習をしてきた自分の子供のほうが公立中学で3年間を過ごした高入生よりも学力が高いと信じたい。

しかし、メイの学校で4月に実施した一貫生と高入生の共通試験の結果はこの期待を裏切るものでした。高校にも特進クラスがあるのですが、メイの成績は高入生の特進クラスの生徒には及びませんでした。

正直言って僕は少し落胆しました。息子も、公立学校からの進学組には負けないという根拠のない自信を打ち砕かれました。そして、僕は、メイには言いませんでしたが、学校の学習指導に疑問を持ちました。

これが僕がメイに英語を教えることにした直接的な理由であり、メイが不本意ながら英語の勉強に僕の介入を受け入れた背景でもあるのです。

しかし、ほどなくして、これは別に学校を責めるようなことではないことに気が付きました。高校へは、高校の偏差値のレベルに合う生徒が入学してきます。高校の偏差値が高ければ勉強のできる生徒が入学してくるのです。

メイの学校は第一志望になるような学校ではないのですが、有名高校への進学がかなわなかった生徒たちが入学してきます。中学も高校も、リベンジ組が多いのです。

それでも、有名高校を目指して勉強してきた生徒たちの学力は高いのです。4月に、メイに有名高校を目指す中学生向けの「ハイレベル中学英語」という問題を解かせてみませしたがメイには歯が立ちませんでした。むつかしいのです。そういった問題に真剣に取り組んできているのですから、高入生たちの英語力は高いのです。

つまり、高校の偏差値が高ければ学力の高い生徒が入学してくるし、その成績上位組が普通の一貫校の生徒よりテストでよい点を取っても不思議ではないのです。一貫校生と高校入学組の高校進学時の学力の比較は、中高一貫校の勉強システム云々より高校の偏差値に大きく関係するのです。

学校の大学進学実績が高ければ高校の偏差値も上がります。ですから、高入生が優秀なのは、一貫校の保護者としても喜ぶべきことなのでしょう。

保護者にとって大事なのは高入生との比較でなく、中高一貫校での3年間が有意義なものであったかどうかということです。

我が家が中学受験を決めた大きな理由はやはりいじめへの懸念でした。公立学校ではこの問題が心配でした。最近またいじめの問題が大きく取り上げられ、そのリスクが少ない私立学校に進学させてよかったと思いっています。また、公立学校の囲気に流されて勉強しなくなるということもリスクも回避することができました。

今年の4月の時点の学力が高入生に劣っていたとしても、メイは十分に一貫校教育のメリットを受けその成果が出ていると思います。

高校で優秀な生徒が入学してくれれば一貫校の生徒たちも刺激を受けます。メイのように自分の勘違いに気が付く一貫生もいるでしょう。メイが自分の英語の実力のなさに気が付き、英語に対する勉強態度を改めたのも高入生に刺激を受けたからです。

中高一貫校の6年は長い。その節目である高校進学時に、新たに外部からの生徒が加わり新しい風が吹くのは悪くないと思います。少なくとも、メイの場合はプラスに働いているようです。




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ブログのタイトルを変更しました。 [高校生の日々]

ブログのタイトルを「中学受験回顧、中学生の今、そして未来へ」から、「中学受験から大学受験へ、ボクの教育体験記」に変更しました。

息子のメイが地元の中高一貫校へ進学したのは2009年でした。それから3年以上が経過し、彼は高校一年生です。


僕は、親の子供の教育への責任は大学受験までだと考えています。僕にとってのメイへの教育のゴールは大学受験。ですから、それまでのことはこのブログに記録しておきたい。

しかし、メイはもう中学生ではないので、今までのブログタイトルでは記事を書きにくくなっていたのです。それで、タイトルを変え、「大学受験へ」という言葉を加えました。


「ボクの教育体験記」という部分は、受験生本人と誤解される可能性もあると考えました。誤解を避けるために、ボク(父親) とすることも考えたのですが、くどい感じがするのでやめました。教育は教えて育てるということ。それを体験するのは受験生本人ではないのは明白ですよね。

メイの受験まであと2年半。2015年の早春まで、僕の教育への関わり方や考えなどをこのブログに記録するつもりです。





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