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我が家の失敗 [中学校の選択]

我が家の失敗は、最終的にどの学校を第一志望にするかを二学期の終わり頃になってもしっかり決められなかったことです。

6年の5月までは開成を第一志望にしていました。市進のFクラス在籍の条件は開成受験でしたし、僕も可能であるのなら入ってほしいと思っていました。しかし、6月になってFクラスについていくのが難しくなり、Fクラスの辞退を決めた時点で開成受験はあきらめました。そして、それ以降明確な第一志望がなくなったのです。

受験させたい学校のリストは簡単にできました。諸条件を考慮すると、中学受験では選択肢はあまり多くないのです。その中での学校の調査と順位付けにもう少し工夫があれば、9月以降もっと楽に勉強を進められたと思っています。

妻は豊島区にある硬派教育を掲げるS学園をとても気に入っていました。メイも妻の意向を受けてその学校を第一志望として市進に登録しました。僕は地元の中学を推していたのですが、とりあ妻の顔を立ててS学園で同意しました。しかし、第一志望にとりあえずはありませんね。9月以降はS学園の過去問解きが勉強の中心になってしまったのです。

9月以降も学校説明会に通い、受験予定校を調べました。その結果、S学園はいくつかの点で我が家の条件に合わないことがわかったのです。メイにとっての最良の進学先は地元の中学であることがはっきりしたのは11月のことです。

それに加えて、四谷の模試で第二志望校の合格確立が50%しかないことが分かりました。“とりあえず”合意したのは第二志望の学校の合格率が、市進の模試ではずっと80%だったこともありました。しかし、よく調べると四谷の合格確立が正しいのです。そのために、最後の二ヶ月はどたばたしてしまいました。

当時はあまり深刻に考えませんでしたが、今振り返ると僕たちのあまりに安易な姿勢が恥ずかしいですね。どのような場合でも第一志望は慎重に決めなければなりません。






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学校の選択, 小学6年6月の時点 3/3 [中学校の選択]

御三家もしくは、御三家相応の難関校への進学を目的にしているご家庭も多いでしょう。特別にできのよいお子様でなければ、それはそれ相応の勉強を子供に強いることを意味します。

サピックスの上位クラスに最後まで在籍し、四谷大塚偏差値70の中学へ進学させた妻の友人のご家庭では、夜の一時、二時まで勉強させることもよくあったそうです。Fクラスにもこのような猛勉強家庭の子供はいました。午前まで勉強させる家庭は珍しくないと聞きます。僕には理解できませんが、御三家クラスの学校へ進学するには、これほどの猛勉強に耐えなければなりません。

しかし、御三家クラスの中学への進学が目標でなければ、中学受験はぐっと取り組みやすいものになります。ある意味、普通の小学生の理解力、思考力で、塾の学習内容が中学課程の先取り勉強であるにせよ、どうにかなると思います。猛勉強させて、無理して背伸びさせなくてもよいのです。

背伸びしなかった分は、中学に進学後に伸びれば同じだ、というのが僕の結論でした。




学校の選択, 小学6年6月の時点 2/3 [中学校の選択]

教育の目的は何か、その中で中高一貫校へ進学させる目的は何か。それを再度考えました。

教育の目的は、生きていく力を身につけさせることです。その中で、よい大学へ進学させたいという目標があります。中高一貫校への進学はその目標につながるものです。

中学には充実した中等教育を期待します。当たり前のことです。しかし、そこへの進学は最終目的ではない。中学入試も決して最終目的ではない。

これが確認できればもう結論は明らかです。無理を重ねてまで挑戦するものではないです。直近の定例試験の結果からクラス落ちは時間の問題でしたが、こちらから市進にお願いしてクラスをC2へ落としました。

その時点で、御三家クラスの中学への進学は夢と消えました。みながあこがれる学校を目標からはずすのはさびしいことです。虚栄心や見栄を捨てることも簡単ではありません。受験までの時間があればあるほどそれは難しい決断です。そしてそれは、夢から覚めて現実世界に戻ることであり、我が家の場合は避けて通ることのできないものであったのでしょう。




学校の選択, 小学6年6月の時点 1/3 [中学校の選択]

メイは、一年前はまだ市進のFクラスで勉強していました。Fクラスは、御三家進学を希望する子供が集まります。その分、勉強は厳しいのです。

僕も、メイの開成合格を想像することもありました。想像するだけで、それがどれだけ親の虚栄心を満たすものかは充分理解できました。御三家へ進学、それは中学受験のために子供と親が費やした努力と、強いられた犠牲を、我が家の場合はそれがたいしたものではないにしろ、全て正当化するだけでなく、誇らしいものに変えてしまう、というような錯覚も感じました。

子供が御三家に進学、受験生を持つ親にとって、これ以上の幸せはないように思えました。

しかし、受験勉強をし、偏差値の呪縛のなかでもがいているのはメイ本人です。本人が希望しているFクラスとはいえ、親の虚栄心がそれを後押ししているとしたら、それはあまりにもおろかなことです。市進のFクラスで猛勉強を続けさせるか、その時点での実力相応校の進学に転換するか、その判断をしたのも一年ほど前でした。メイはほとんど限界でした。




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